子どもたち来させなさい。天の国はこのような者たちのものである。
「あっちいけ!!」おとながこわいかおしていう。
ボクはただ、だいすきなイエスさまのちかくにいきたかっただけ。イエスさまって、ほんとうにやさしくって、たのしくって、しあわせいっぱいくれる。あのおおきなてにさわってもらえば、どんなにかなしくても、どんなにくるしくても、すぐにげんきになってわらえるんだ。
だからきょうも、たくさんの「ちいさくされたひと」がイエスさまのまわりにあつまってる。しんどそうなひと、はたらけないひと、べんきょうできないひと、それにちいさいこどもたち。ただイエスさまにさわってもらい、しゅくふくしてもらって、しあわせになりたいだけなんだ。ボクはなんどもイエスさまにちかずこうとしたけど、そのたびにエラソウなひとたちがいじわるしてくる。あしでけってまで、おこるんだ。「おまえみたいなちっちゃいやつ、くるな。イエスさまはおまえなんかあいてにしないさ。すきじゃないさ。さあかえれ!!」 そんなふううにいわれて、もうぼくはすっかりちからが、じしんがなくなっちゃった。「えっそうなのか、、、。 もうボクはダメだ。がんばってもいみがないよ。」あきらめて、なきながらかえろうとしたとき、、、おおきなこえがした。「まって!」 イエスさまだ!
「だいすきにきまってるじゃないか。」 イエスさまはボクをだきしめ、てをおいて、しあわせをいのってくれたんだ。どれだけうれしかったか。