
表紙の8角形の遺跡はシモンペトロの家の上に建てられた5世紀の教会跡です。現在では更に鉄筋コンクリートの、しかし変わらず8角形の聖堂が、この場所を大切に守るように建てられています。
それはある安息日の出来事でした。わたしの家のすぐ隣での会堂礼拝が終わった後、婿シモンが家に寄ったのです。しかも一人ではない。新しい力のある先生と新しい弟子を連れて家に帰ってきたのです。あぁ辛い。元気なら、わたしはこの家の家事を仕切る母として、先生に精一杯のおもてなしをしてあげるべき。それなのに今のわたしは熱病にうなされ、生と死をさまよい、おもてなしどころか、起きて挨拶することさえできない。ああ、心苦しい。
娘婿のシモンが「先生すみません、義母は熱病で臥せっていて、おもてなしができません。申し訳ありません」と早速先生に伝えています。ああ、わるい。」
するとあの先生はすぐ、寝ているわたしの部屋に入り、すぐ近くに来て、わたしの震える手をしっかりと握ってくださった。そしてどんな病の力よりも、死の力よりも強い力でぐっと引っ張って起こしてくださった。そしてわたしは元気に起きた。皆をもてなすことができた。ああ嬉しい! わたしは復活の力を持つイエスさまに出会ったのです!
8角形は一週間7日の普通の生死を超えた、復活の命を表します。教会とは今ここに復活したイエスさまに出会うところです。復活した主に会う、そのためにあなたは今朝この聖餐に集められたのです。