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約束された未来 「婦人よ、大いなる信仰だ」マタイ15.28 (A年特定15)
2017/08/20
人は皆平等です。米国の白人至上主義、日本の部落差別や在日韓国朝鮮人差別は許されません。なのにイエスさまは、娘の回復を願う母親を外国人だからと無視し、拒絶し「犬」呼ばわりします。なぜこんな衝撃的な発言をされたのでしょうか。
イエスさまは父なる神から特別な使命を受けていました。それは古代イスラエルの民への約束の成就です。クリスチャンは忘れがちですが、イスラエルの民は、全人類を祝福するために神が選んだ道具です。神はアブラハムに約束しました。「わたしはあなたを大いなる国民にし、地上の民族は全てあなたによって祝福に入る。」
聖書の神は全体的にではなく具体的に働きます。地上の一民族、一人のユダヤ人を用いて神は全人類を救うお方です。この神の約束に忠実に、イエスはイスラエルの民に働きかけ、十字架で拒絶されました。そして復活の後、神の救いと祝福が今度は私たち日本人を含めた地上の全民族に与えられていきます。古代の神の大いなる約束を、イエスが成就して下さったのです。
約束された未来を見つめて婦人は言いました。「(外国人の)犬も(イスラエルの)食卓から、パン屑が落ちてくる未来が約束されています。」これがアブラハムに連なる「大いなる」信仰です。あなたにも、私たち教会にも、神は大いなる未来を約束しました。
あなたには何が見えますか?