透き通った目で生半可な私を慰め励まし続けてくれた坐禅の師匠が、高齢と病気でもう坐禅会に出て来られないと聞いた。覚悟していたつもりだが、いざ喪失の日が近づくと「ずっと一緒に坐っていたい」とすがりつきたくなる。あなたにもそんな先生や親友がいるだろう。
「わたしはあなたを離れません。」弟子のエリシャは師匠エリヤにすがりついた。ずっと一緒にいたい。イコン絵のエリシャは昇天する師匠の外套にしがみつく。エリヤはこの外套を持って神の前に立ち(王上19.13)、この外套をエリシャに投げ掛けて召し出した。(19.19)
神存在の象徴であるこの外套を、師匠は悲しむ弟子に与えた。「わたしもずっと一緒にいたい」と。それで川を打つと死の象徴である水は分かれ、川を歩いて渡れた。出エジプトだ。モーセから連綿と受け継がれてきた神存在が、こんな力のない自分に与えられた。「エリヤの霊がエリシャの上に留まっている。」(19.15)
「あなたを離れない。」主イエスも父にしがみついて十字架まで歩み、父は一緒にいたことを復活で証明した。私たちも主イエスにしがみつこう。必ず主の霊が心に降り留まって下さる。「わたしもずっと一緒にいたい」と。
神存在の象徴であるこの外套を、師匠は悲しむ弟子に与えた。「わたしもずっと一緒にいたい」と。それで川を打つと死の象徴である水は分かれ、川を歩いて渡れた。出エジプトだ。モーセから連綿と受け継がれてきた神存在が、こんな力のない自分に与えられた。「エリヤの霊がエリシャの上に留まっている。」(19.15)
「あなたを離れない。」主イエスも父にしがみついて十字架まで歩み、父は一緒にいたことを復活で証明した。私たちも主イエスにしがみつこう。必ず主の霊が心に降り留まって下さる。「わたしもずっと一緒にいたい」と。