自分からの安息 「いかなる仕事もしてはならない」申命記5.14 (特定4)

2018/06/03

   安息日の戒律はその後243の禁令と罰が付加され、人間を圧迫する細則となった。主イエスは宗教の本末転倒を批判する。「人は安息日のためではなく、安息日が人のためにある。」
 申命記の安息日は本来、労働の奴隷から救ってくださった神の働きを思い起こすためだ。全ての活動を休んで神の活動に目を注ぐと、休むこと自体が神の業への証しとなる。キリシタン百姓は、農作業を休む「ドミンゴの日(主の日)」を守ることで、近隣に信仰を証した。
 坐禅の師匠は言う。「自分を休もう。何もせず、今与えられた自分に、ほっとしよう」。自分の働きで悟りや救いを得ようと頑張るのではない。神の存在と恵みが現れるために、自分というガスの火を小さくする。仕事も読書も黙想さえしない。テレビやネットの情報で心を忙しくしない。ただ、今ここに神の働きによって与えられた自分を、受け取るだけだ。
 人間が人間を救おうとする自我の働き、これを殺すためにイエス様は十字架で私たちのために死なれた。それは復活によって、神の働きに満ちた新しい人間を再創造するためだ。
 主の日の聖餐では、自分に安息して、ほっとしよう。神があなたに働くときなのだから。


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聖公会京都教区の司祭です。大津聖マリア教会勤務です。うつ当事者として自助グループ「マ・カタリーナ」の世話人もしています。リンクをご覧ください。

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