待ち続けた王 --「彼の王国の王座をとこしえに堅く据える」サム上7.13 (B年降臨節第四主日)

2017/12/24

ジョット・ディ・ボンドーネ「東方三博士の礼拝」(1304-06年) 
スクロヴェーニ礼拝堂 蔵、パドゥア、イタリア

 私の祖父は、商売をしつつ、ある高僧を師と仰ぎ多くの書物を集めて読みました。父は、退職後に大学へ入り直して仏教経典を学びました。私は生きる意味を求めて留学し、キリストを知りました。親子三代に渡って救いを待ち続けた結果、私の代で神に出会った気がします。
  

 イスラエルの民は、三代どころか二十八代に渡って救い主を待ち続けました。それは神がダビデとその子孫に約束したからです。「わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える」と。永遠の中で千年は一日に過ぎない。そう信じて民は都エルサレムが破壊され、バビロンに拉致されても、現実は闇でも、王を待ち続けました。
  
 だから千年後、民はイエスをダビデの王位継承者と歓迎しました。ローマから独立を得る油注がれた王「キリスト」が王国が再興する、と。  
 ただし、 イエスの王国は普通の国ではなく、いと小さき者の神の国でした。その王座は人の罪に替わって罰せられる十字架の王座でした。この王座の義しさを証明して永遠に堅く据えたのがイエスの復活です。死に勝つ王の存在です。  
 家畜小屋に貧しく生まれたイエスさま。この方こそ長い間待ち続けた神の約束の王です。愛によって人を治めて守る、私たちの最も王さまらしくない、王です。  

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聖公会京都教区の司祭です。大津聖マリア教会勤務です。うつ当事者として自助グループ「マ・カタリーナ」の世話人もしています。リンクをご覧ください。

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