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「枕する所もない」ルカ9:58 (C年特定8)
2016/06/26
ヨハネさん、レイチェルさん、堅信と初陪餐おめでとうございます。「自分の人生の旅路、イエスさまに従って行きたい」そう決められた覚悟が祝福されますように。
聖書時代から受け継がれてきた按手を通して聖霊の恵みが降る、皆がそう信じて礼拝を行うとき神は実際に働きます。「知恵と理解、深慮と勇気、神を知る恵みと、神を愛し敬う心」を与えて人をイエスさまの弟子、イエスさまの体に変え、神の国の表現の一つとして下さいます。
ただし、、、です。賜物を獲得してパワーアップした後はこの世の幸せ街道を突き進む、、、なんてイエスさまは言われません。逆に厳しい覚悟を求められます。「狐には穴があり、空の鳥は巣があるが、わたしには枕する所もない。わたしは心も体もホームレスだ。神さま以外、この世のどこにも居場所がない路上生活だ。そして結局は嫌われて十字架で殺される。それでもこのわたしを選んで後ろについてくるか?」
聖霊の賜物は「それでも私はあなたについていきます」と言う勇気です。また、生まれた時から「居場所のない」姿の神を知る恵みと、この世で「居場所のない」人々と食卓を共にする神を、愛し敬う心です。イエスさまが「路上生活」するその道は十字架の道です。しかし実は復活の命に続く道です。どうかこの世の何よりもまず、イエスさまを一番に選べますように。