そんなある冬の日、小包が届きました。そこには書道の上手な母のローマ字で「MR.TAICHI ARAKI」と宛名がありました。「ああ、お母さんか。」中には暖かい靴下と一緒に、チョコレートブラウニーが入っていました。そして「バレンタインデーだね。がんばってね」と書いてありました。
涙しました。
おいしくて、懐かしくて、ずっと一人で頑張り過ぎて忘れていたことを思い出しました。「ああ、お母さんから遠くはなれたけど、心では一緒にいて応援してくれているんだ。」母の存在を、甘く甘くお腹の中に感じたのでした。
イエス様は神様のブラウニー。信じる人の心の中に入って、力を与える存在です。「わたしを食べて、そしてわたしと一緒に生きていくんだ。」